【鷹村庵】ダーク・サイド 闇と光とクリスマス (1日目)

ダーク・サイド―闇と光とクリスマス (メディアワークス文庫)


なんかメディアワークス文庫で心引かれるのがないなと先月はスルーして同じように今月もスルーしかけたけどデビュー作とやらがあったからなんとなく手に取ってみる気になって選んでみたら凄いのきたーー!!
ちょっと今日はテンション高め?ですかもコンバンハ。なにがどう凄いって…あれだよとにかく凄いんだよ、うん。1ページ目からオオゥ…って呻いちゃったくらい凄い。スタートダッシュ半端ない。
ダークサイド(裏の世界)とやらに生きる殺し屋のお話らしい。どうやらこの殺し屋はかなり真面目にハードボイルドに振る舞っているようなのですけれど、依頼した人間が気の毒になるくらいもの凄く頼りなく見えるのは何故だ!そして意地でもその殺し屋に頼る依頼人は気の毒というか…、きっとバカなんだろうな。なんか涙が止まらないんです…。
まあぶっちゃけると、ひどいよーこれはひどいよーと数ページおきに呻いていたんだけどね!でもね、これまたどういうわけかそのうち楽しくなってきたの。というか思わず笑わされてびっくりしたよ!「笑うシーンなんかどこにあったよ?」って理性が問いかけて来るんだけど、私もよくわからんのだよ!
そんな感じで喜んでいたら帰りの駅で乗り過ごしました。嘘だろ…そこまでのめり込んでたか自分!?