ベン・トー5 北海道産炭火焼秋鮭弁当285円

ベン・トー〈5〉北海道産炭火焼き秋鮭弁当285円 (集英社スーパーダッシュ文庫)


( ゚Д゚)  セーガー!
弁当争奪小説かつセガ敬愛小説であるベン・トー5巻。せっかくだから、休日まで待ってのんびり読んでみました。
なにこれラブい( (゚∀゚)ラヴィ!! )。今回結構愛に溢れたお話になってるんじゃないでしょうか。しかし弁当ラブストーリーだなんて時代を先取りしすぎだぜ。ボリュームたっぷり300ページ強にびっしり詰められた文字に確かな満足感。すごいおもしろかった。
主人公のくせにイマイチ弱っちかった佐藤くんの成長。新登場、自分に自信のない負けず嫌いのアイドル。もはやヒロインとは違う何かに変貌を遂げた白粉。一人ヒロイン頑張る槍水先輩。物語の導入にセガ。物語の終わりにセガどれをとってもおもしろい。そして一部はとっても腹筋に悪い。
真剣な場面で、人の気持ちと弁当とで本気で悩むという正直カッコ悪っ!と思ってしまう展開。大事な決戦前の気持ちを高ぶらせる場面で、ここぞとばかりに出て来るセガ。どれもバカなんだけど、そんなベン・トーが僕は大好きなのさ。
なんだかよく見たら、本についていたしおりがちょっと特別製で銀はがしおみくじが付いてました。剥がしてみると大吉でした。やったね。