ブラックペアン1988(下) (3日目)

ブラックペアン1988(下) (講談社文庫)


続いて下巻に突入中。くそぅ、人間ドラマの方もやっぱり面白いじゃない。そんなことは知ってたさ。
人それぞれ、思惑や目的が違って対立しようとも、最後には職務に忠実な姿にちょっと感動する。登場人物のどれもが医療に対して純粋なんだろうねきっと。スバラシイ。スバラシすぎてちょっとクサかったけど!でもこんな医師ばかりの病院なら未来もきっと輝かしいハズ、そう思わせてくれます。ああ、どうして十数年後になると経営危機やスキャンダラスな事件が多発するような事態になってしまうんだろう。時の流れって残酷ね。
途中までの面白さは文句なし、あとはフィニッシュ。あっと驚くようなどんでん返しか、スカッと爽やかなハッピーエンドか、どんなものでもとにかく良かったと思える終わり方を期待したいね。