ピーチガーデン１ キスキス・ローテーション（１日目）

もうひとつ角川スニーカー文庫！軽く読んだだけだけど、これもなにやら珍しい雰囲気がしますなぁ。シュガーダークとは方向が全然違う、超テンションの高いお話だけど。
恋人くれー！と河原に向かって叫んだら、ようわからん奴に見事に願いを聞き入れられてしまう事から始まる恋愛コメディ。いかん、展開が楽しくてつい顔がにやけてしまう！そんくらい面白い！
何者かわからんのですが、願いが聞き入れられた事によって運命の恋人候補がとりあえず出来ました。しかしどれもかわいいことはかわいいんだけども、何故か覚悟という言葉が頭に浮かぶような一筋縄ではいかない癖のある人たちばかり。そう簡単には比べられないモノだけれど、またとないチャンスである事も確かなわけで…と非常に厳しい立場に立たされる主人公君。ｳﾋｮﾋｮﾋｮ、人の困っている姿は楽しい。
さてこのお話の行く末は？と普通は気になるところなんですが、一番最初のプロローグでネタばれかましてくれてやがりますんでバッドエンド一直線に向かう事だけは分かっています。主人公君の未来にニヤニヤが止まりません。癖がある人たちと言っても読者である私には実害は無いですし、傍から見てる分にはそのかわいらしさがたまりませんな！じゃあとりあえず今の気持ちを叫んどこう！

(　ﾟДﾟ)　犬養フオォォォォ！！