【大村友貴美】首挽村の殺人 (3日目)

首挽村の殺人 (角川文庫)


( ゚Д゚)  熊放置!?熊放置なの!?


鷲尻村ミステリーツアー最終日でございますコンバンハ。村を恐怖のどん底に陥れた連続殺人事件と熊襲撃事件は、なんということでしょうそのまま別のお話として独立したままで捲るページが無くなってしまいました。そんな気はしてたけどさ!二つの事件が纏まってくれてたらもっとスッキリしたのにね!

まあ一応連続殺人事件の方は解決しましたけどね、なんともやるせないです。正直、熊襲撃事件より地味だし。

村の不気味な伝承や風習なんかはおしっこちびっちゃうくらい楽しかったですし、中盤辺りの村の雰囲気とか好きでしたけどね。熊さんヤベーヤベー騒いでた辺り。
そういえばこれ、横溝正史ミステリ大賞受賞しているそうです。この本の紹介文やら解説やらで、横溝横溝しつこいくらい出てくるのなんのって。まあそういう賞を受賞しているから当たり前と言えば当たり前なんだけどね。あまりに横溝過ぎて、なんか読みたくなってきました。思えば横溝正史って読んだ事なかった。後で探して来よう。