【大村友貴美】首挽村の殺人 (1日目)

首挽村の殺人 (角川文庫)


いろいろとパーフェクトなタイトルにつられて買っちゃいました。不吉な名前以外の何を想像できようかという字面のクビキ村に、しかも殺人とか付いちゃってますよ奥さん!最初っから最後まで推理の詰まったミステリーというよりなんだか緊迫したサスペンスチックなお話が期待されます。殺人だなんて、おぉ怖い怖い。でもなんか惹きつけられるっていうか、怖いもの見たさってやつ? ヘッヘッヘ…

舞台は雪の降り積もる寒村の鷲尻村。長い事医者がいなかったこの村に、一人の医師が赴任されるところから物語が始まります。待ちに待ったお医者さまに村中は歓迎ムード。前のお医者さまが事故死している事が気になると言えば気になりますが、それが理由で何かが起こるかどうかはまだまだ分かりません。少なくともこれから先には悪い予感しかしないのですが、このドキドキ感が何とも言えませんな! さて…どうなることやらでございます…