その日彼は死なずにすむか? (1日目)

その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)


しばしの休息の後また俺はライトノベルに帰って来た!ちょうどガガガ文庫の発売日だな、ヒャッホウ特攻するか!
ども、たった4日程度で元気いっぱいの自分です。


「その日彼は死なずにすむか?」…ふむ、17歳で一度死んだあと10歳からまたやり直すという。一種のタイムトラベルみたいなもんかな。
それでは主人公にはサクッと死んで頂くとして、いざ読書スタートゥ!うわっ、ホントに3ページで死んだ!




さて、幸先良く主人公が死んだところで舞台が異空間に移動、謎の人物の登場と共に今回のゲームのルール説明が始まりました。
「やり直す7年間で、”奇跡の欠片”を全部集めてね。出来なかったらまた7年後死にます」
「それってどこにあるの?」
「ノーヒントです」
これは紛う事なきクソゲーだ。生き返りのチャンスと見せかけて、クリアさせる気がさらさら感じられない。助かる見込みの無い7年間を怯えながら過ごすくらいなら、いっそこのまま死んで楽になるのも魅力的に思えてくる。どちらも気が進まない選択だけども、生還する道を選ぶ主人公。挑戦するだけの価値はあると踏んだのだろう。


しかし肝心の奇跡の欠片については何も分からないままだ。いきなりゲームオーバー一直線かと思いきや、小学校の時の同級生を見て「この子と恋仲になることじゃないだろうか?」と根拠ナシの謎の確信を得る。お前は何を言っているんだ。
後悔しない人生を過ごして、7年後に大往生するつもりだろうか。