火星ダーク・バラード (4日目)

火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)


( ゚д゚)  嘘だろジョエル…そんなまさか…



火星ダーク・バラードしゅーりょー。
当初の目的から大幅に脱線したクライマックスに焦燥感を覚えながらも、なんとか事件の真相をゲッチュしたぜ!しかしなんだ、脱線したクライマックスのおまけ程度の扱いみたいじゃねーか!おっさんが壮絶に死にかけるほど頑張ってたんだが、目的がいつの間にか他のに入れ替わってるじゃん!


ああ、それにジョエルよ…。泣きたくなるほどのチョイ役じゃないか。短編で明かされたバックグラウンドを微塵も感じさせない活躍っぷりだった。


HaHaHa!正直お話の方は残念だったね!
だけども退屈せずに最後まで読めたのは、やはり隅々まで造られた世界観のおかげだね。
次から次へと新しい話題が振られて、道中いろいろ想像が広がって飽きることはありませんでした。うむ、ここは期待通り。


作者のブログらしきものを見つけたので覗いてみると、作品への思いの丈が述べてありました。この火星ダーク・バラードも然り。
それなりにやりたいことや事情があったという事は分かった。


よし、これから作者の他の作品を要チェックだな。