【山本弘】アイの物語 (3日目)

アイの物語 (角川文庫)


「第七話 アイの物語」
( ゚Д゚) …それがアイ!!



と言う訳で物語終ー了ー。
アイの意味は私の考えていたものより、ずっとずっと多くの意味を含んでいました。いろいろ引き込まれたわぁ。
そんでもっていつのもと言うか、作品の解説が作者のHPにありました。セルフ解説御苦労さまです!やっぱりこれ短編集だったんですか。
人と人工知能に関わる話を全部で7つ、AIの解釈やロボットと人の関わり方で重複するものも多かったけど、大事な事だから何回も言ったんだろうね。
作者の想いは最後の七話で集約されるという構成。でも物語の全てはほんと−にいっちばーん最後の一言の為じゃなかろうか。その熱い想い、確かに感じ取ったぜ!



人工知能と人はどーやって暮らしていく?と言う事について、いっぱいお話を聞いたわぁー。
取り敢えずロボットが人と対等に暮らそうとする話は、しばらくお腹一杯です。
そろそろどこかで人間を進化させるお話はないかな…。お話の人工知能って大抵物凄い勢いで知能が進化するんだけど、人間の方は全く進化しないんだよね。不公平だ。
無機物と有機物に何の違いがあるってんだ。ロボットが人間を見下すくらい成長するんなら、人間も負けないくらい成長する気概を見せやがれってんだ。



それに機械はめっちゃバグるしね。仕事で苦労してるから分かる。
アイの物語の結末から先のお話、ロボットの進化の果てまで考察してくれまいかなぁ。