428 封鎖された渋谷で (8 - クリア)

428 ~封鎖された渋谷で~ 特典 スペシャルDVD「SHIBUYA 60DAYS ~Making 428~」付き - Wii


エンディングに感無量であります。


そして俺は奇跡を起こしたぞぉぉー!!
BADENDになること48回、度重なるトライ&エラーにめげずに主人公たちを導き続け事件解決に成功いたしました。
ほっとけばあっという間に迷宮入りするこの事件を陰から支え続けた私の功績は偉大であります。でも報酬は主人公たちの笑顔で十分であります。


いやー、それにしてもBAD数48ですか。選択をミスらないよう注意深く慎重に進めてきたつもりですが結構苦戦しましたね。これは事件の複雑さと、捜査には慎重さだけでなく時には大胆さも必要とされることに起因すると思います。でも大胆に行き過ぎてもBADになるのはお約束ですか、勇気と無謀は違うって事ですか。
至る所で問題にぶち当たる各主人公たちにせっせと道を示し続け、積もり積もった小さな運命の変化が最後に一つに纏まる所は感無量でした。もはや奇跡は起こるべくして起こったというほかありません。この奇跡はワシが起こした。


渋谷で起こった誘拐事件から始まったこの物語。中に詰まったあらゆる出来事は非常に思い出深かったなぁ…。
もう家族愛とか友情とか感情移入しまくりですよ。だっていっしょに苦労したもん。
みんなの頑張りが最大限生きるよう陰で暗躍しまくった私ですが、その力が及ばずに苦悩させてしまう事もあって遣る瀬無い気持になることもしばしば。あと昔の思い出話は禁止。選択肢でしか関われないのにそんな話されちゃ、無力感+哀愁で涙腺なんざ簡単に緩むっつーの!


始めからある程度は期待していましたが、この428はその期待に応えるいい出来であったと満足しております。
ただ文章を読むだけでは無い、ゲームとしての部分も非常に優秀であったと思いますね。面白かった。


まあクリアしたことはしたんですが、肝心のボーナスシナリオの手掛かりが微塵もないのはどういうことだ。
説明書にはBADENDの数も影響していると何かのヒントがあるし、クリア後に出てきた数少ないおまけもチャレンジ要素が少しあるからこの辺が関係あるのかね。
ちょっとこれから隠し要素を探す作業に移ろうと思います。