【桂望実】県庁の星 (3日目)

県庁の星 (幻冬舎文庫)

チルチルとミチルじゃないですけど、青い鳥はいつも近くにいたんですな…。
店員たちの心根は腐ってなんかいなかったよ、彼らも店を潰したいわけないですよね。当たり前の事に何故気付かなかった。


そして一縷の望みをかけてたオバチャンがついに動いた!
運命の神様に頼るまでもなかった。オバチャンはみすみす機を逃すような人では無かったよ!ここぞというタイミングで仕掛けてきました。
県庁さんのエネルギーを歯車にしっかり伝えるようにすかさず配置、陰からの援護射撃にも抜かりはないです。
乗り損なえば長い冬の時代への分かれ道、上向きに吹いてきた風に店全体が一つとなって乗ろうとしていますぜ!



(´ー`) キマッた。完璧にキマッた。


この上ない大団円に惜しみない拍手を。気持ちいいねぇ。
県庁さんは意識改革しましたが、何事にも頑張り屋さんの本質は変わってないので県庁に戻ってもきっと大丈夫でしょう。


なんか実生活疲れてるせいか相俟って涙腺にクるものがあります。優しさが沁みるぜ。
うん、なんか元気出てきました。