【島本理生】ナラタージュ (1日目)

ナラタージュ (角川文庫)


――大学二年生の春、母校の演劇顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかって来た。



教師と教え子ですか…こいつは敵だ!


そんな感じでコンバンワ。ただ今連続で恋愛小説に突入しているのであります。
私は最近仕事が忙しいのであります。でも小説の登場人物たちは恋に忙しいのであります。
私は一人で遅い晩飯を食べているのであります。でも小説の登場人物たちは皆でお食事にいってるのであります。
私は仕事のスケジュールに悩んでいるのであります。でも小説の登場人物たちは恋に悩んでいるのであります。


( ゚Д゚) 学校の教師が生徒に手を出してんじゃないよ!羨ましいじゃないか!


女性から見れば、学校の先生ってやっぱり憧れる存在なんでしょうかね。ハハハ、そんな教師に共感しろと申すか。恋する女の子に共感しろと申すか。



…明日も仕事だ、早く寝よう。(続く)