スイーツ! (2日目)

スイーツ! (集英社スーパーダッシュ文庫)
ひ、酷い!酷過ぎる!
この変態! ド変態! Da変態!変態たーれん!(*≧д≦)


もうこの一言に尽きますよ。会話だけならシリアスに見えなくもないんですがね。何か一生懸命考えてるんだけど、脳の使用率をセクハラ妄想が圧迫し続けているため章輔はいつも一杯一杯。
敵と対峙する緊張感溢れる場面で、こいつ下半身の心配し続けてるんですよ!敵が真剣に命を狙ってる裏で、己の中の魔獣と人知れず戦ってるんですよ!
傍から見れば一対一ですが、実は二対一という状況がもう情けないし酷いし敵に申し訳ないしで笑いが止まらなかった。
ピンチに陥ったとき章輔が言った台詞、「今すぐ俺を殺せ!それが目的なんだろう!」が素晴らしすぎます。このとき本気で「頼む!急いでこいつを殺してやってくれ!」って思いました。なんかすんごい私が鬼畜に見えるかもしれませんが、あいつは命よりプライドを選んだんだよ…。


ページが大分進んでも勢いが衰えることのない章輔の妄想。ずっとテンパり続けても息切れすることのない体力は若さの賜か!一つ一つは緩い妄想でも、尽きることのない弾薬に男の私ですらフラフラです。この変態!
相手の精神を乗っ取るスイーツ能力者の女の子が敵で出てきたときは、もうどうしようかと。
ま、まさか中学生の女の子に私が見ているものと同じものを味わわせる気では!?と思ったらあいつ全力を出すとか言うんだもん。
い、今まで以上だと…!バカッ…やめッ…!!
(TДT) ああああぁぁ、酷い、酷過ぎる。女の子が震えて止まらなくなってるよ。



もう最後までこの調子でいろんな意味で酷かった。
いろいろ酷過ぎて笑った。
いろいろ酷過ぎて面白かった。
あとがきで編集者に受賞の際と出版の際に言われた言葉、本当だと言われたら信じますよ。



ところでスイーツってなんだったの?という疑問ですが、
なんか保健体育の授業で習う事みたいですよ。