予知夢

予知夢 (文春文庫)
ガリレオシリーズ第二弾、予知夢ですよ。


今回も不可解な事象を対象にした連作ミステリという、しっかり前作を踏襲した作りとなっております。
ですので、大まかな感想も昨日の探偵ガリレオと一緒ということになるのであります。
決して手抜きではないよ!


ただ前作がどうしたらこうなるか想像もつかない現象だったのに対して、
今作は幽霊や超能力など実に胡散臭いものばかりでした。
科学的に説明をつけてくれるのは良いのですが、早くもネタ切れなのかい!と
暗雲立ち込める気配を感じ取ったりしました。
さあ、次はUFOかUMA臨死体験だ…、とここで身構えかけましたが、
すでに次回作、容疑者Xの献身は発売されており、その心配は無いようです。


相変わらずサクッと読めるガリレオシリーズ。
天才物理学者、湯川にも愛着がわいたところでシリーズ初長編
容疑者Xの献身についに挑むことになりましたよ。
うー、ドキドキするっしょー!