【三津田信三】忌館 (3日目)

忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)
あの、玉川夜須代さんかわいいんですけど。
相変わらず一言しか登場しないのに、出番が無いわけではない微妙な待遇なんですけどね
「鬼!悪魔!人非人!」って罵られたときに
…イイ (*´д`*)
って思っちゃったんだ…。自分に正直になろうと思います。



さて、相変わらず物語は何か起こりそうで起こらない均衡状態を保っていましたが、ここにきて少しづつ変化が。
引っ越し一家の家に出入りしていたお兄さんが本性を現したようです。
時折見せる不気味な行動に気づく少年、しかし他の家族には良いお兄さんとして信頼されている…。
疑惑を持った少年に、ゆっくりとお兄さんの魔の手が近づいてきます…。
右肩に置かれた手が首筋へと這うように進み、同時に左肩に置かれた手が二つの腕へと下りる。それぞれの手が別の生き物のように這いまわり、やがて両手がそのまま胸元へ。そして下腹部へと進み、半ズボンから剥き出しの太股へと…アッー!!
しょ、少年好きかよ、怖えぇー。背筋がぞっとするというか、お尻の穴がキュッとする感じです…。


あと、話の主である三津田の生活も真綿で首を絞められるように、ゆっくりと違和感が。
キタキタキタキターーー!!
ゴールにチラリと見える惨劇のヨ・カ・ン。そんなバットエンド喰らってたまるかと頭を働かせる私。
「たとえ主人公を殺せても私を殺すには浅はかだったな!」と言い切るために、この違和感の正体を予想しきってやる!


(表紙を見る)
相変わらずゾクゾクする面してるねぇ…。
さあ、この女の正体やいかに…ですよ。