【三津田信三】忌館 (2日目)

忌館 ホラー作家の棲む家 (講談社文庫)
相変わらず熱帯夜が続く毎日ですよコンバンハ。
忌館ツアー2日目で御座います。

はてさて、ただ今物語は意図不明の小説に、洋館に引っ越した一家、そして三津田。これらの要素が少しずつ絡まり始めて、俄然面白くなってきましたよ。
とりあえず160ページで目の前の床に何なんだよーー!?って叫びました。
でもまだまだ序盤で、何かが起こりそうなんだけど何も起こってないんです。ああ、なんだろうこの期待感。日常的な生活をおくる三津田が実はけっこう危ない世界に踏み入りかけている様なそうじゃ無い様な…、うっひょぅこいつはドキドキもんだぜ!
今回は三津田の後輩だという玉川夜須代さんが出てきたんですが、彼女のスパッとした言動に惚れそうです。一言くらい喋って物語にスルーされる程度の役柄ですがね、本心は「彼女はヒロインじゃないんですか」って感じですよ。ちょこちょこっとしか出てこなくてもう!焦れちゃうじゃない!
肝心のメインストーリーの方も曰く有りげな物品が出てきたり、シンクロする物語の意図が見えてきたと思ったら、それを元にしてさらに疑惑が出てきたりとかもうね、
視線の先には何なんだよーー!?(214ページ)

はい、そんなこんなな2日目で御座いました。
さてと、今後どう来るか相変わらず楽しみですよ。


(表紙を見る)

…あれ、良く見ると結構美人さん…?