完全犯罪に猫は何匹必要か? (2日目)

完全犯罪に猫は何匹必要か? (光文社文庫)
不可解な殺人の鍵は「猫」、というわけで警察と探偵そろって猫探ししてますよ。
合間合間にユーモアを挟みながら、やれ招き猫の置物が何時何分にここにあったとか、それあのときいた三毛猫は違う猫じゃなかったのかとかが続きます…。
やれやれ、被害者が猫好きだったからってこうも猫猫猫だとやってられませんね。まったく、あんな忠誠心が無い勝手気ままな動物が一番好き?他にいるでしょうが、ご主人ご主人と尻尾振ったり、ワンと吠えるあの動物とか、渋谷で銅像になったり南極に取り残されても恩師を忘れない忠誠心あるあの動物とか。
そうですよ、私はね、猫派か犬派と聞かれたら断然ハムスター派なんですよ。
え、犬好きじゃないのかって?誰がそんなこと言った。
あと忠誠心云々言いましたが、ハムスターには忠誠心どころか脳ミソの存在すら疑わしいです。でもカワイイ。
しかし、この事件はどうでもよさげな気分にならざるを得ませ…

( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

…バカヤロウ!殺人事件に面白いもへったくれもあるか!
どんな事件だろうと、誠心誠意捜査をして事件を解決に導く。それが警察の仕事だ!
見ろ、現に刑事たちが推理を披露して見事に事件を解決したじゃないか!彼らこそ立派な刑事、刑事の鏡だ!


探偵の見せ場が取られてるーーー!

=============================Fin
それはさておき、表題になってる猫の必要な数は結局何匹だったのか。
探偵に来た依頼の方が完全犯罪しやすそうだったので、こっちを狙うべきでしょうかね。
というわけで、完全犯罪に必要な猫の数はおよそ一万匹ってところですか。