【有川浩】空の中 (1日目)

空の中 (角川文庫)
ふぃー、やっと文庫化しましたか。デビュー作が電撃文庫だったのにその後刊行される作品は単行本ばかり、お陰で塩の街を読んだきりでお預け状態。(単行本って高いよね)
文庫化したと思ったら、角川文庫で出してきましたか。同じハードカバー出版のシフトは電撃文庫で刊行だってのにこの扱いの違い…、いったいなんだ。
ま、そんな些細なことはほっといて読みましょ読みましょ。推定読了日数は4日ってところですかね。


物語の始まりは航空機記事から。塩の街の時もそうでしたが、戦闘機描写が細かいですね。好きで書いてんだーって感じが良く伝わってきます。
私も男の子ですからね、戦闘機は嫌いじゃありません。ふふふ、私のエースコンバットで鍛えた知識が火を噴くぜ!
とりあえずパイロットの光稀を勝手にナガセと呼ぶことにしましょう。(エスコンの知識が役に立った!)
そして文中の専門用語に分っているふりをしながら読み進むと突然戦闘機爆発。ゲェー!
あんなあからさまな死亡フラグに気づかないとは…、知ったかぶりしすぎて完全に油断していた…!
高度二万メートルでの謎の空中爆発事故、こいつはハードSF的匂いがするね…と思いますが、その後クラゲ登場(モンスターパニック?)、死んだ父親の携帯から通話(ホ、ホラー?)、クラゲと会話(ジュブナイル?)、とコロコロ印象が変わっていきました。二つの話を主軸にして進んでいくようですが、この物語のクロスする瞬間は盛り上がるに違いない…!

今なんかでっかい物が空中に出現して、そこに乗り込むところです。うおー、やっぱりSFか!?
なんかすっごいワクワクです。