おおきくなりません (2日目)

おおきくなりません (徳間デュアル文庫)
昨日はなんだか不安になるみたいな感想でしたけど、空想か現実かなんて区別はどうでもいいです。麻巳美をとても理解してくれている人がいてくれる、それだけで私は戦えますよ。
おおきくなれなくったっていいじゃないか!(心からの叫び)
ゆっくりゆっくりですが、育つことを諦めてはいないんですから。
それにしても自分のペースで進むと時が経つのは早いなぁ。ほらこんなこと出来るようになったよ、ってささやかな成長を見せると世間では小学生が高校入学するくらいの時間が経っているという…。まったく、みんなせっかちさんなんだから。

途中で気づきましたけどやっぱり私小説というか自伝的要素が濃く入っているようですね。作者の人生をなぞる様に、物語中の小さな挿話たちも実際に体験した物が多いんでしょうね。

庭に遺体を埋めた話も実際に体験したんでしょうかね。うふふふ。