おおきくなりません (1日目)

おおきくなりません (徳間デュアル文庫)
おおきくならないんですってよ。強調した意味は特にありません。初っ端からハイレベルな年齢に出鼻を挫かれてもいません。
なんとなく閉じた雰囲気と浮世離れした空気が混在する不思議空間ですね。第一話の甥っ子たちが小学生ながら独特の世界観をすでに持っていてうらやましい限りです。ちょっと楽しそうじゃないですかあんな遊び。私もいーれてー。
と、ここで準主役の麻巳美に気になることが。…まんま作者のプロフィールと同じ経歴…自伝!?
それに彼女と主人公のちょっとメルヘンチックな日常が綴られていくのに、この拭いきれない現実感はいったいなんだ…!?
第三話でついに現実から一歩はみ出る展開に突入したおかげで分からなくなりましたが、現実かおとぎ話か曖昧なのはドキドキもんですよ。
ただいま第三話まで読み終わり。