英語のゲーム「Yesterday」

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今日も今日とて英語のゲームで遊ぶ。
それなりの量の英文を読みたいなら、ポイント&クリックアドベンチャーこそ最適なジャンルさ。画面のいろんなところをクリックして謎を解いていく、一種の脱出ゲームみたいなものです。アドベンチャーだからストーリーの種類も豊富ってなもんですよ。というわけで毎度よろしくお願いしますね、iTunesストアさん。


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そんな感じでプレイしましたiOSのゲーム「Yesterday」は、ニューヨークを舞台にしたホームレス殺人事件の謎を追うミステリーなお話となっています。開発をした会社はスペインのマドリードにあるみたいなんですけど、お話は全編を通して英語で語られますので英語の勉強には申し分ありませんね。というかオプションすらないので、言語設定は一切出来ない潔さ。後は気合と根性だけを胸にゲームの世界へ特攻だ!…すいません、辞書だけは持って行かせてください。


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アニメチックなCGキャラクターがぐりぐり動いて見ていて楽しいです。何より人物の見た目から隠しきれない洋ゲーっぽさがたまりませんね。ただアメリカ〜ンじゃなくてヨーロピア〜ンな絵柄なんでしょうかこれ、会社の所在的に考えると。よく分からん!


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基本的にゲーム内ではテキストが表示され英語の音声も流れますので、リーディングとリスニング両方とも力を入れて取り組むことが出来ます。ちなみにこの白シャツを着た男性は現在記憶喪失中で、自身のルーツを探し求める途中で例のホームレス殺人事件の捜査に参加することになります。彼が一応主人公ですかね。お話の進行途中で操作できるキャラが変わったりするので、準主役みたいなキャラもちょこちょこいてお話に彩りを添えてきます。
画面内でタッチできる箇所は多くて、使えるんだか使えないんだかよく分からないアイテムがたくさん手に入って頭を悩ませながら進むことになります。直感とひらめきで仕掛けを解いていくのもありですが、ちゃんと英語の説明を読んで仕掛けの仕組みを理解するのもやっぱり大事なのです。覚悟を決めて辞書を引きまくれってことさ!難易度的にはノーヒントでクリアするのはかなり大変な印象ですね。その代りヒント機能が付いていますので、謎解きに詰まったときは遠慮なく助けを求めるといいと思います。結構細かくヒントを出してくれて凄いやりやすいの。でも焦らすところは焦らすので、ヒント様に頼りっぱなしにはならない良いバランスでゲームを楽しむことが出来ます。



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殺人事件の謎は意外な方向へと進み、やがて驚きの事態へと発展することに…!
…ってここまでほとんどこのゲームのストーリーの説明らしい説明をしていませんでしたが、正直言うとしないんじゃなくて英語が分からなくてわしには出来んのじゃぁ(涙)
ムービーとか会話のシーンでは一時停止することが出来なくて、一発で聞き取らなくちゃいけないのよこれが。もちろん少し手順を踏めば繰り返し聞くことも可能ですよ。でもそこそこ長いムービーになると、分からない所を調べる間もなくどかどかと英語が降ってくるので大変なんです。普通の会話ですから喋る速度も速いですし。(ネイティブ超速い)
なんとなーくお話の大まかな筋は分かりましたんでイイやとクリア後に改めてオープニングを見たら、そう言えばホームレスを殺してた理由ってなんだっけ?(←超大事なところじゃん!)とか良く考えたら分からない所がいろいろあってもう笑うしかないね!HaHaHa!
ただオートセーブ対応で細かくチャプターも選べますんで、気になるところから直ぐ再開出来て周回プレイはやりやすいですね。
それと中途半端にしか英語が分からなくてもゲームとして結構面白くてストレスなくプレイが出来ました。ミステリアスなお話も先が気になってどんどん読み進めたくなっちゃうんですよね。(分かる範囲でも面白いんだよ!)



辞書を見る暇もないノンストップムービーが、英語学習への試練といったところでしょうか。表現豊かなアニメーションを見れば何が起こっているのかだいたい分かりますけど、何を話しているのかすんなりと理解できたらなぁ!と憧れるまだまだな私でした。