Scott Pilgrim Color Volume 1: Precious Little Life

アメリカ〜んなマンガを適当セレクション。
フルカラーでお高いけど、電子書籍の力を使うと半額近くになるので買ってみちゃった。（それでも￥1,856…）
「スコット　ピルグリム　カラーボリューム1：プレシャス　リトル　ライフ」です。当たり前だけどムキムキマッチョなアメリカンヒーローが戦うコミック以外もそりゃあるよねという、ポップな絵柄が可愛らしいマンガです。そんでやっぱり簡単な会話でも英語って難しい！という、マンガ独特の文章（というか普通の会話文）にやっぱり苦労する私です。くだけた会話っていうの？友人同士の気心の知れたニュアンスがとにかく伝わってこない！まだまだ苦労するぜ俺！
さてお話ですが、うん、よく分かりませんでした。
英語の理解力低すぎるぜ俺！と嘆きつつWebの力を使ってカンニングを試みると、「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」という映画の存在に辿り着きました。本国では結構人気があって、実写映画化もされていたんですね。というかタイトル見たことある気がするわ、日本でもそこそこ知名度ありそうだわこれ、と寄り道しつつ映画の予告編を見ると、マンガでよく分からなかったと思っていた箇所は、別に間違って理解していたわけじゃなかったようなのです。

まず映画の予告編を見ていただいた上で言いますと、このスコットピルグリムの１巻の内容はホントこのまんまです。映画の予告編って、当たり前だけど映画のラストまでは流さないじゃないですか。マンガの１巻の内容も同じ感じで、一人目の敵を倒して悪者の存在が明らかになった辺りで次巻に続くわけですよ。ちょうど予告編の内容が１巻分のストーリーに当てはまりますね。
さてお話ですが、学校を卒業後プラプラとバンド活動をしている主人公、スコットピルグリム（２２歳）は、ちょっとしたきっかけで中国系の女子高生（予告にいるかな…）と付き合うことになります。中国系というか日系でも通じそうな可愛らしい女の子で、というかなんでナチュラルに女子高生と付き合ってんだｺﾉﾔﾛｳと私の嫉妬を余所にして、その後見かけたアメリカ人の女の子（紫髪の子）に一目ぼれしてナチュラルに口説き始めるのです。なんでこの子ナチュラルに浮気してんの？どこか英文読み間違えた？と混乱する私（読み間違えではなかった）。そしてアメリカ人の女の子を自分のバンドが出場するコンサートホール誘ったところ、バンド演奏中に女の子の元カレが空から降ってきて突然殴りかかってきたのです！曰く、女の子と付き合いたかったら俺を倒してからにするんだな！とのこと。なんで元カレが空から降ってきたの？なんかビーム撃ち始めたよ？なにか読み間違えた？と混乱する私（読み間違えてなかった）。結局スコットピルグリムは女の子と付き合うために、７人の元カレたちと戦うことになったのでした。という感じのお話です。（分かるか！）
予告編を見たらセリフが自分の記憶そのままで笑えました。ああなるほど、一見不条理な出来事は全部コメディだったのねとようやくすっきり納得できましたが、この訳のわからなさが分からなかった事はちょっと残念じゃぁ〜とションボリ。マンガも自分にはまだまだ難しいです。