モダンタイムス (3日目)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)


のーんびりと読み終わりました。
もう、いちいちセリフ廻しがカッコつけすぎなところがあるんですが、本当にヤダ…カッコイイ…なセリフがちょこっと混じってるのが憎いですね。気に入りません、今の真相はチェンジです!とかいつか言ってみたいリストに入れときたいくらいです。気に入りません、この本の結末はチェンジです!
特定のワードで検索すると、もれなく拷問人がやってきて抹消されるという有り難くない社会システムが存在する世界で、なんでそんなもんがあるんだと巻き込まれちゃった主人公さんがあれこれ頑張るお話です。
なーんか盛り上がったりどうでもいいお話で時間を潰したり、だらだら続いていくなーなんて感じていたら、どうやらもともとは雑誌で連載されていた作品だったようでなんとなく納得。ファンサービス的なものも結構入ってるのかも知れません。
私が気付けたのはこれが「魔王」の後のお話で、出てくる登場人物で見覚えがあるやつがいたことくらいですけど。
なんとも面白かったのは確かですがー、うーん、だらだらしててすっきりしなーいというのも本音です。
あと、奥さんがちょっとかわいいと思ってしまった。うん、男ってバカですね。しょうがないですよね。