神田川デイズ (1日目くらい)

神田川デイズ (角川文庫)


昨年末辺りからこの作者さんは休業宣言をしてお休み中なのですが、文庫本がまだ最近も出てくるのでイマイチその実感が湧かないという。
個人的に好きな作家さんなので復帰したらいいなぁとは思っていますが、あと1〜2年以内に「ふははは!待たせたな読者よ!」みたいな感じで戻ってきたとしても文庫本を追ってる自分としましては「この間文庫本の新刊出たばかりじゃん」という冷めた状況になりかねません。なので本当に読者を焦らしたいなら、最後に書いたという「リテイク・シックスティーン」が文庫化してから更に数年のインターバルが必要だと思われます。だとするとだいたい後5年くらいはじっとしていなきゃダメですね。クククク…作者さんよぉ、そんな長い間何もしないでいられるのかい? とっとと復帰宣言した方が身のためだぜ…?


さてそんな事はおいといてこちらの本。同じ大学に通う一見なんの繋がりも無い主人公たちの、なんとも息詰まるようなだらけた日々を描く連作短編集となっております。微妙に各短編の主人公たちの生活圏がクロスしています。後日談の連続です。なんか連続後日談(レンゾクゴジツダン)っていうと必殺技っぽく聞こえないか?ないかな!?