【小林泰三】天体の回転について (2日目)

天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3)


よーし3分の2くらいまでページを進み終えたぞ。全部で入っている8つの短編のうち、6つまでを読み終わりました。
取り敢えずこれはガチのハードSFだと思って大丈夫そうです。あと表紙のアニメちっくな女の子に釣られた人も大丈夫。一番最初の短編に出てきますからすぐさま「騙された!?」とはならないと思われます。その後は知らないけどな!その後のハードSF展開は私に取ってはご褒美みたいなもんですよ。

SFだからと言って別に宇宙空間を舞台にする必要はないんですが、この本に入っているお話は割と異星人や他の惑星といったものをメインにしたものが多いですね。でもあくまで姿勢はハードSF。登場人物がただ歩くだけなのに、物理的裏付けの説明が挿入されたりします。逆にスターウォーズの様な、宇宙が舞台だけど細かけぇことはいいんだよ的な冒険活劇は、スペースオペラとか言われて区別されるみたいですよ。


さて今のところ楽しんではいるのですが、ラストでどんでん返し系のお話が続いているので少し食傷気味になってきた感じも実はあります。そんな現状。「実は○○は××だったんだよ!」「な、なんだってー!?」と驚かされること自体に慣れてしまうことは避けたい所です。せっかくネタは面白いのに余計な事で台無しにされたら堪らんからね。
残るお話は2つだ!