ランジーン×コード (2日目)

ランジーン×コード (このライトノベルがすごい!文庫)


昨日は疲れ果ててサボったというどうでもいい情報は軽く流してもう読み終ってるよ。
あの黒歴史テンプレど真ん中の設定でお話を書ききれるかについてですが、怒濤の勢いで書きこまれまくる舞台設定のおかげでなかなかの読ませっぷりを発揮してくれています。でもやっぱり若干感じられちゃう痛さはちょっとしたアクセントなもんさ!
でまあそんな感じでおおすげーな作品としてしっかり完成しているじゃないか黒歴史設定が、という印象ではあったのですがちょっとなー!綺麗にできてるんだけどなー!それだけじゃちょっとつまらなかったんだよなー!
内容は結構SF的世界観とか手に汗握るサスペンス展開とかが真面目に書かれているんですが、ライトノベルの範囲で収まるようなお話じゃあ少し物足りないですよねというのが個人的な感想です。遺言詞なんて凝った設定を作っても、その使い方が超人化してボッコボコばかりと単純過ぎるのもライトノベルっぽいよ。あまり嬉しくないラノベっぽさだよ。そう思うとライトノベルって内容がハチャメチャなように見えて進め方の方は結構不自由しているのかもしれませんね。
違うな、そんな似非評論っぽい理由なんか述べてもしょうもないな。もっと単純で自己中に! 面白いキャラクターがいなかったです!