カラクリ荘の異人たち4 (1日目)

カラクリ荘の異人たち 4 ~春来るあやかし~ (GA文庫)


これの三巻が出たのはちょうど一年前ですな。もう見事に年一冊のペースです。
こうなると前の巻の内容を憶えちゃいねーヨ!とかそういう細かい方はどうでもよくなるね。残りの年単位で残っている記憶の方はバッチリ長期記憶化され、このあと何年経っても記憶され続けるのでしょう。なんという作者の企み。見事に策略に嵌ってしまった。
まあそんな事は置いといて、久しぶりの読者にも優しい回想具合がすんなりと物語に入っていく手助けをしてくれるのでママも安心さ。すっかりシリーズのアイドルと化した市松人形の妖怪の女の子も元気にお出迎え。なんだか久々に孫に出会ったおじいちゃんの気分です。しかしこんなに可愛かったっけかアカネって。うなー。
ああ、相変わらずのほのぼのしてるよーなしんみりしてるよーな微妙な雰囲気が心地良いですぜ。
ほど良く読み進めて今日はお終い。残りは明日の楽しみにしましょうかね。
そんな感じで一旦本を閉じた後、前の巻を軽くお浚いがてら眺めていると「あと一冊で終わりですよー」という感じの作者のお言葉を見つけました。三巻のあとがきでそんな事言ってたんだな…全然憶えてないけど。
でも四巻の裏のあらすじを見てもHPの紹介文を見ても最終巻みたいな文字は全然見当たらないのよね。もう少し続くか?