GJ部

グッジョぶ（GJ部）と読む。ついでに「ライトノベル史上初の萌え4コマ的小説登場！？」とな。書店でこんなタイトルの本が実際に並んでいるという事実を確認できただけで、ボクは600円を払ってしまったような気がシマス。ナァニ、なんだか知らんが史上初で4コマ的小説らしいじゃないですか。さらにお釣りが返ってくる気分ですよ。ﾍｯﾍｯﾍ…（もうどうにでもなーれ）
んで、どの辺が4コマ的なのかというと、１話が4ページで終わること辺りがそうらしいです。ついでに４コマ目ならぬ４ページ目に必ずオチを付けなければいけないとか、そういう古臭い事は言わないナウい仕様の4コママンガ風。放課後部室に集まった美少女４人と男の子一人がひたすらダベっているだけの日常が繰り広げられます。ヤマはなかったりオチもなかったり。
読んでいて「…これで…終わりかですか…」と呆然となることもしばしば。いや、さっきのはアリだけどこれはナイわー、んであれとこれとそれもアリでその次もアリだけどその次のはナイわー、と一話毎に結構感想の振れ幅が大きいです。あれ、というかアリの方が多くね？
「ストーリーなんて飾りですよ！」なんて作者みたいに切り捨てちゃうのはシュミじゃないけど、なんにもないお話が続くだけというのもイイかもねーとその心意気は届いたぜ。