僕たちは歩かない

僕たちは歩かない (角川文庫)

昨日なんとなく古川日出男氏の事を思い出したので、ちょっと前に出た買っておいた奴を取り出してきました。なにこれ絵本?てなくらいに薄かったので、少し落ち着いた時間でも取れたら読もうと思ってましたの。
そんな感じなクリスマスの前々日。この本もクリスマスイブのお話しだしぴったりだね!アハハハハ!(ハハハハ…)
ちなみにこれ、絵本チックなのは薄さだけじゃなくて中に挿絵がいっぱい入ってます。なんだろう子供向けに書いたのかな?と思って読んでみると


( ゚д゚) なんじゃあこりゃぁ…


ってなりました。昨日アムリタが古川日出男っぽいとか言いましたけどそんなこと全然なかったぜ!もはや氏は遥か彼方の段階へ行っていました。なんというか独特の文体が際立ちまくっていて、子供向けというわけではないみたいね。内容はクリスマスに起きたちょっとした奇跡のファンタジー。そこだけ抽出すればそれっぽいのに!
作者の作品を読めば読むほど、作者の事が解らなくなってきてる気がしてます!