【横溝正史】八つ墓村 (3日目)

八つ墓村 (角川文庫)


たーたーりーじゃー!(未だに聞けていない)
どもコンバンハ、八つ墓村のお時間です。村では今日も殺人日和となっており、各地でごろごろと死体が見つかるでしょう。相変わらずテンションの高い村です。
お話もようやく佳境に入ってまいりまして、隠されていた秘密も続々と明らかになって来ました。そして探偵の金田一耕介氏はちょこちょこ出ては消え出ては消えの繰り返しで、未だ物語の主導権を握る気配はしません。その間に次々と殺人は起こっているのですが…、まあ本来そういうのは警察の仕事ですから文をわきまえているとも思える。即ち恥ずべきは警察の方なり!この無能警察!
誰がやっているのか、何が目的なのか、私の推理力じゃ当然の如く未だに分かっていないのですが、それもそろそろ解決するでしょう。推理小説の良いところは、読み終われば謎が勝手に解けるところだよね!