【井上荒野】学園のパーシモン (2日目)

学園のパーシモン (文春文庫)

うおッ、唐突に終わった!どこからか面白そうな噂話が聞こえてきたと思ったら、断片的な部分だけしか分からないうちに話し手がどっか行ってしまったみたいな!でも気分的にはたまたま聞こえてきただけだしそんなものかな、結構たのしかったなという感じかですかね。

学園のパーシモン、この独特の雰囲気がタマランですな。
まあ要はあれですよ、なんかこう…もっと素敵な生き方をしたい!今よりもっと変わりたい!とか思っていてもどうしたらいいか分からずにぐでぐで過ごすしかない鬱屈感がたっぷり。あーだこーだ悩みながら、無差別ラブレター投函という自滅一直線のハジケかたをした子が個人的MVPです。ただの悪ガキんちょだと思ったけど、少し見直す。やるじゃない。