【青木淳悟】四十日と四十夜のメルヘン (1日目)

四十日と四十夜のメルヘン (新潮文庫)


本を選ぶ基準?そんなもん勘だ勘!とばかりにフィーリングチョイスしてきました。
二編収録されている内の一つ『四十日と四十夜のメルヘン』を読んでみる。オォゥ、なんてことだ全然内容がわからない。
これはもう作者が意図的にやっているのでどうしようもないのですが、「チラシ配りをしていた人間がチラシの裏に小説を書いていたと思ったらいつの間にか作中小説のキャラクターに話の焦点がずれていた」「ようやく現実に戻ってきてチラシ配りの人間が日記を付けていたと思ったら同じ日付を何度も書いていた」そんな感じなんで私の曜日の感覚も物語の舞台設定の感覚もおかしなことになっていきました。そのうち眠気まで催してくる。


まあ「わけが分からない、けど面白い」なんてものも今まで出会った事がありますんで、こういう時は素直に自分の心に聞いてみましょう。

Ω < 「おーい、どうだった?」
( ゚д゚) 「分からなくて、分からない」
ハイ残念、こればっかしは感覚の問題だから仕方ないね。あと一つお話が残っているから、そっちも読んでみましょう。