【夢野久作】ドグラ・マグラ (4日目)

ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)


ハア…ハア…眠い…!本を開く度にほぼ100%睡魔に襲われています。駄目だ、内容も大まかにしか頭に入って来ない…!
苦行の様な作中論文に目を通す作業をしながら、時折話題に上る殺人事件にああそういえば探偵小説だったんだナアと気付かされる始末。膨大な言葉の洪水の中から推理のための材料だけを選び出すことなど早々に諦めました。それより意識を持って最後まで読み切ることさえ出来るかどうか怪しいところです。

既に犯人を特定するだけの材料が与えられているのか、それともまだまだ事件は始まってすらいないのか、何が起こっているのかを考える力すら読み進める力に振り分けて、もはやただ読み飛ばしているのかの判断も付かず、尽きるまでひたすらにページを捲り続けている。