【瀬尾まいこ】強運の持ち主 (1日目)

強運の持ち主 (文春文庫)


本を読む気力がまだイマイチだけど、電車の中で音楽を聞いて過ごすより幾分マシかなという感じで一冊お供に連れていくことにする。今日も午後から雨が降るらしい。ジメジメした空気の中、大学時代から使用しているブックカバーをつけた本を取り出しいつものスタイルへ。何もせずにのんびり過ごすのも別に構わないのだが、もう習慣とでもいうのだろうかこれはこれで落ち着く。


本の中では自称占い師が悩める客相手に適当な事を喋くりまくってる。占いなんて誰にでも当てはまるような事を言ってるだけじゃないかと思っていると、実際その通りだちょろいちょろいと暴露する占い師。タチ悪いな。一回三千円の占い料金をポンと出す小学生のしょうもない話を聞き流し、再婚で出来た父親と仲良くしたいという女子高生に一緒に風呂に誘えばいいんじゃないかなグヘヘヘヘ(最低)と茶化しつつやっぱり聞き流す。しょうもない、しょうもない。


しょうもないお話だったけど、なんだか気は紛れたかもしれない。
電車の往復でちょうど半分を読めた。残りは明日にしよう。