【道尾秀介】向日葵の咲かない夏 (1日目)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)


なんてこった、GWがもう終わりだなんて。
二日働けばまた休み、二日働けばまた休み…(自己暗示中)
じゃあ今日はコレでも。


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たぶんこれミステリだろくらいの前知識で行くぜヒャッハー
導入部分が回想なんだけど、いきなり悲し過ぎじゃないかね。幼くして死んじゃった妹か…。



季節は夏、明日から夏休みで小学生にとっては心躍る時ですな。ああ懐かしや、私もいろいろ思いだすなぁ。
この時期の思い出は本当に一生ものですよねぇ。ハハハ、主人公のミチオは帰り道に級友の首つり死体を見つけたか。一生のトラウマ確定ものですね。
くそっ、不憫過ぎる。なんだか母ちゃんも性格が酷いみたいだし、泣きたくなってくるぞ。



そんなときでも心のオアシス、妹のミカちゃんがいるから大丈夫。
御年3さいながら、実に利発的な物言いと思いやりで兄のミチオをしっかりケア。
ちょっと生意気な所もあるけれど、きっとお兄ちゃんの事は大好きなのでしょう。真剣に話を聞いてあげたり、有用なアドバイスをしたりと実に仲がよろしいです。
その年からは想像も付かないほど、物事を冷静に判断する賢さ。その可愛らしさも相俟って、将来大きくなったときが実に楽しみな子供ですね。

(´;ω;`) ブワッ

なにこの精神的拷問。妹が可愛ければ可愛いほど心が締め付けられるなんて。



現在死んだ級友がまさかの復活、おまけに犯人暴露と驚きの展開中。
いや、まだ全体の1/4くらいなんだけど犯人わかっていいんですか。いろいろと凄いなこれ。