迷宮街クロニクル２ 散る花の残すもの （２日目）

しゅーりょー。
駄目だよぅ、やっぱこの街の人間は好きになれないよぅ。

どうして死ぬかもしれない危険に自ら飛び込んでおきながら、いつまで経ってもぐだぐだ悩んでやがんだ。迷宮探検は悩める人達の自己啓発セミナー？

なんでこんなにプンスカしてるのかと考えると、たぶんみんな危なっかしいからだと思う。取り敢えず体は鍛えて後は出た所勝負、死んだら残念でしたなギャンブラー過ぎる。
まだ歴史が浅いせいなのかもしれないけど、協力して迷宮に潜ってる割には個人プレーが目立つと思う。もっと行動はパターン化してガチガチに固めて、しっかりとした安全マニュアルを作り上げて少しでも生き残って頂きたい。

あ、そう言えば探検者の女性陣、ハワイ旅行に行ったときいろいろぶっちゃけてたな！
第一期の人から見たら、やっぱり第二期の人はウザいらしいな！
「少なくとも、これまでのやり方を離れられそうにない私はあんまり口出ししないでいようと思ってる」
これは気遣いと本文では説明されていたけど、後輩なんか勝手にすればイイジャンみたいに聞こえたり。逆に後輩は先輩を尊敬しないような環境なのかもしれないと思えたりも。

もう全体的に見栄とか嫉妬が溢れててイヤン。そう言う意味じゃ、探検者ってのは同じ様な人が集まってんなって思う。

迷宮街を無言で出ていく人よろしく、この街は合わないなと私もバイバイしようか考えましたが後一冊で完結するとな。
もう終わるとは思わなかった。んもう、なんだかんだいって最後は気になるじゃない。