いたいけな主人 (2日目)

どろぼうの名人サイドストーリー いたいけな主人 (ガガガ文庫)

オホホホ、あたくしったら先日はすっかり取り乱しちゃって御免あそばせ。
この本が秘めている百合力を少々見誤りましてね、いわゆる想定の範囲外だっだせいで多少混乱致しましたが心配には及びませんでしてよ。


Before
(百合小説) ≠ <<ジャンルの壁>> ≠ (ライトノベル


After
(百合小説) = (いたいけな主人) = (ライトノベル

ふう、また新たな世界が広がってしまいましたわ。作者さんってばいけない人なんだから。
さてと、昨日はどういう訳か千葉が独立国家になってましたのよね。そこにはちょっとイケナイ趣味の女性国王様が、メイドに護衛官にと美人さんを揃えちゃったアブナイ空間が用意されてましたの。
まったくもう、いつから千葉はそんなステキな所になってたのかしら。そんなのだったらアタシも引っ越しなんてしなかったのに、って…

ち、千葉が!西千葉が世界一のテロ多発地域になってる!!
アタシのマミーとダディーが!直下にはいないけど無事かしら!?
どうしてこんなことに…。

もう百合百合してる場合じゃないわ!女王様が側近に手を出すのも見慣れたからいいわ、今この事態をどうするか考えるべきで…なに、こんな状況で新しい側近?なによ今さら、え、中学生?…中学生!?

( ゜Д゜)



〜〜〜〜〜
ハッ、気が付いたら物語が終わってました。
提示された情報から弾き出した結論に、ちょっと脳が停止しかけましたがもう大丈夫です。ステキ空間が不意打ちで現れて、少し驚いちゃったの。
いやー、ストーリーを全然憶えてねぇ。
どうして千葉は独立なんかしたんだろう。

あと「どろぼうの名人」とどこが繋がっているのか結局分かりませんでしたけど、あとがきにそのことが少し書いてありました。…作者の脳内設定ってことでいいですか?
あ、でもそれで良かったのかも…。もし前作の主人公の初雪が出てきてたら、もし女王様と話で絡むことがあったら…、100%襲われます。ありがとうございました。
いや、むしろ百合好きなら望むところなのだろうか!?
もうすっごいゆりゆら〜