鬼切り夜鳥子5

鬼切り夜鳥子5 禍★星に願いを (ファミ通文庫)

夜鳥子姉さんのシリーズもこれで完結しちまいました。最後の最後までトチ狂ったシチュエーションが用意されてる安心の出来です。
もう光り輝く盛り上がり方が何とも言えない。おお神々しやと拝んどけばいいのかドン引きすべきなのか、ヒャア!まるでセルフモザイクだゼ!(思考放棄)

もうこのシリーズ散々エロースだとは言ってきましたが、散々グロースなのも忘れちゃいけないよね。ついでにキモースも混じってぎりぎりコメディのようなそうじゃないような微妙なラインを攻めてくる、なんていうの?本物?作者は本物の変態?流石だぜ!

4巻の続きとしてテンションは維持したまま、無事にゴールインしたんじゃないでしょうか。いろんなことも解決したしメデタシメデタシで御座いますよ。
まあ物語としての義務みたいなもんは果たしたけど、代わりに挑戦する事を辞めて無難に進んだ気もしなくはないです。いつだって読者はハングリー。


ああ、良く見たら表紙素っ裸じゃねぇか。いつものおばちゃん、淡々とカバー掛けてくれるから気にしてなかったよ。
というかシリーズを通り抜けたなら珍しくも無い光景だしな!手に抱えてる剣に毛を生やすとかセンスがもう違ぇ…生モノー。
生っすよ生。いろんな所に生が溢れてる。そんなシリーズでした。