FRAGILE 〜さよなら月の廃墟 〜 (5)


友達だからってそ、そんなこと…     セト君なら許せる!




誰もいないんで動いていない遊園地を人力で遊んだあと、銀色の髪の女の子を探して次の場所に向かってます。
いやー、しかし動いてないからってジェットコースターのレールを自分で走るのははしゃぎ過ぎだと思ったね。スリル満点だったけど、何回か落ちて死んじゃった☆ごめんよセト君。
幽霊は本物が出てくるリアル志向の遊園地なんかとっととおさらばだぜと裏口から脱出、木が生い茂る小道を抜けると何やら賑やかな音が…


おおおおお、日差しだ!夏の日差しに蝉の声!お空が青ーい!
そして小道の先にはそれはそれは見事な廃墟ホテルが。この朽ち果てた雰囲気と照り付ける日差しのギャップがイイー。
さっそく中にお邪魔して探険開始、ようやくやって来た探検気分に野良猫も野犬も幽霊もどんと来いってんだ。むしろそれぐらいの刺激があってちょうど良いってもんよ!


…すんません、幽霊に取り憑かれるなんて聞いてないっす…。
今まで誰もいなかったんで調子ぶっこいてたら、お部屋の中にご遺体がありました。最近死んだらしきぴちぴち具合、意識も生きが良かったらしく肉体を離れても元気でやっているようです。幽霊の姉さん、なんかマジ半端無いっす。胸が凶悪っす。


でもこの建物は雰囲気がよく出てるなぁ。廃墟探険RPGで期待してた場所にやっと着いた。