428 封鎖された渋谷で (10 - ボーナスシナリオ編)


さーてボーナスシナリオも無事出し終わりまして、長く続いた428のプレイ日記も今日で最終回。
今日は残りの部分を書いて締めたいと思いましたが、どう頑張ってもネタばれです。
プレイしてない人の為に予告ムービー置いときますね。

(*予告ムービーのリンクが切れちゃったから公式へのリンクを…。)
http://chun.sega.jp/428/

まだプレイしてない人はここまでがおススメ。無闇に↓行っちゃダメよ?



























いい?



・ボーナスシナリオ1<我孫子武丸

無事に大団円で終わったかに見えた428の本編ですがすっかり忘れてました、亜智の妹の鈴音は解決してないじゃん!
我孫子武丸氏が執筆担当した鈴音編が始まったとき真っ先に思ったのがその事でした。ゴメンよ、たぶん手遅れになってても気付かなかったかもしれん。
でも結果オーライ!渋谷を救った陰のヒーローの目に止まったからにはもう安心、最後まで面倒を見て絶対HappyEndにしちゃるかんね!…え、選択肢無し?


とりあえず我孫子武丸氏と言えば8の殺人とかまいたちの夜を書いたことしか知らないんで、どんな殺人ミステリーが起るのかわくわくしながら…
待ってるわけねーよ!亜智が本編でもずっと気にかけてた大事な大事な妹さんですよ!
まあ、そんな心配も予告編や始まってすぐのタイトルでとにかく強調されるのイメージが払拭してくれるんですけどね。
これは到底ドロドロの殺人なんて起るまい。その代り真っ白になって死にそうだけど。
んで実際プレイした感想なんですけど予想以上に短いですな。グリコのおまけ程度ですよ。
とりあえず本編では心臓の発作が起こって危篤状態にまでなってるんで、そこまでの過程で必要な状況説明を入れたら大分内容を消化してまったんじゃなかろうか。拓也君はもっともっともーっと大事に丁寧に扱って日常描写も沢山入れて家族とか友人とかも登場させて、悪あがきとかもいっぱいさせたりとかして欲しかったなぁ。
武士道とは死ぬことと見つけたりEndは使い捨て感覚が微妙に残ったりするね。

あとやっぱり書く人が変わると文章から受けるイメージが変わりますね。


・ボーナスシナリオ2<奈須きのこ

喋る!喋るよ!ボイスがあるよ!
お医者さん役でダンディな髭おじさんの姿だけ出演してた大塚明夫氏が声でも出演だよ!
我孫子武丸氏の時に書く人が変わると文章のイメージも変わると言いましたが
―――こっちは
―――――――――― 一味違いますね――――――――――
奈須きのこ氏が担当するのは本編でも段違いに現実離れしてる人物、カナンです。あんまり出番が無かったからって、ガンアクションに異能力とやりたい放題やってくれます。
そんなカナンの過去、大塚明夫氏演じる傭兵シャムとコンビを組んで挑んだ最後の依頼の話です。
こっちは少しボリューム多めな印象…というより本編と合わせる要素が少ないから初見が多くてそう感じたのかも。それにしても良く喋るスネークだ。
小粋な会話も変化に富み過ぎてておっちゃんあんまり笑えなかったよ。空の境界もそんな感じだったから想定の範囲内だったよ。
このシナリオで書かれたのはカナンの過去だけで、真End後の対峙シーン前に終わってしまいました。

これは制作中のアニメ用に取っといてあるんですかね。
あ、タイトルが正式にhttp://www.canaan.jp/に決まったそうですよ。


・隠しシナリオ<ヘチマール>
ちゃんとEnd数に数えられる隠しシナリオがまだあったりする。
本編の陰でこんな大事件が起こってるとは思わなんだ。世界観を崩壊させる設定ながら、こそこそしない漢らしいスケールのでかさを見せてくれます。
Endingに流れるメイキング映像がこのシナリオの価値を特別なものにしていると思いますね。
特典DVDにも載ってない、役者さん達の撮影前の様子が見られるよ。



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ブログにはもう書かないと思うけど、BADENDコンプリートとか残ってるんでもうちょっと428は遊んでると思います。
いっぱい楽しめましたー!