【西条奈加】金春屋ゴメス (3日目)

金春屋ゴメス (新潮文庫)

(´ー`)




( ゚ー゚ ) ん?
お、おう!終わりましたぜ!
終わりましたけどすんなりし過ぎてボケっとしてた!
ここが裏金春だったら張り手の一発でもとんでくる所ですが、いつまで待っても来ないから目を覚ますのに時間がかかっちゃった。


いやー凝りに凝った江戸のディテールにすっかり見入ってましたよ。空を見上げれば飛行機の一つでも飛んでるのかなーと後から思いつつも、道中は一切そんな事を考えさせない江戸人たちの堂に入った立振舞もね、いいよね。
そして控え目に添えられた物語が江戸国の情緒に彩りを加えるのですねぇ…




いや、事件の鍵は辰次郎がちょうど良く唐突に思い出していきますし、ゴメスさんが重い腰を上げれば悪党共は木っ端微塵ですし何を心配する必要がありますか。
江戸の街を眺めていりゃあ、ほらゴメスさんがちゃんと解決してくれた。

辰次郎なんかすっかり江戸に馴染んじゃって街人Aくらいの役割でも十分そうですね。すっかり飼いならされやがって。
ただでさえ空気だった辰衛で締められて、ああそんなのもいたなぁ。 =完=

文明の利器を無理やり使わないってのは疲れるね。対処法が考えないようにする以外特に提示されなかったから、余計な所までボケっとしてた。
そんな感じで気づいたら終わっちゃった。てへ。