バカとテストと召喚獣5

バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)

このライトノベルがすごい!2009にも選ばれて、今や大人気のバカとテストと召喚獣の5冊目。
やっぱりこの作品の特長は、ライトノベル以外じゃ絶対出会えないような突き抜けたふざけっぷりですよね。ただでさえ他のレーベルよりギャグ要素が入りやすいイメージがあるこの界隈の中で更にギャグに特化したグループ、ラノベ界のバカノベルとして一つの形を極めていると思われます。アホです。

その辺の口コミで人気の他に、ドラマCDを発売したりとメディア展開も順調にする気配あり。ちょっと奥さん、この五巻をアニメイトで買うとそのドラマCDスペシャル版が付いてくるんですってよ。タダなら貰っといても良かったわね。大型書店のラノベコーナーで小学生に男の背中を見せてる場合じゃなかったわ。



さーて今回も秀吉(性別:秀吉)に骨抜きにされつつ、バカな話を聞きましょうかね。主人公の吉井明久を取り巻くヒロインズも巻数を重ねるごとに増えていき、姫路瑞希(♀)、島田美波(♀)、島田葉月(ロリ)、霧島翔子(♀)、工藤愛子(♀)、木下秀吉(秀吉)、久保利光(♂)等と随分多彩な顔ぶれになってきました。
それにしてもこの中で自分は秀吉に行き着くとはね。そういえば薔薇のマリアでもマリア(性別:女じゃないやい!)でしたからなぁ、こうミステリアスな雰囲気にでも惹かれる質なんでしょうかねぇ私は。でもそれがいいんだよねぇ…ん?


バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)

( ゚д゚)  …このお姉さん、戦闘力(特に一部)が違い過ぎる
揺ぎ無いと思われていた秀吉の牙城を脅かす存在に出会うなんて。それに顔つきがどことなく秀吉に似ている気がします…

……ハッ


じ、自分は外見だけにほほ惚れたわけじゃないんだからね!まままだ崩れたわけじゃないんだからね!


そんな新キャラ投入のバカとテストと召喚獣。え、内容?バカでした。


坂本雄二のお母さんは本気で可哀想な性格なのでは?と心配になりつつ繰り広げられるいつもの日常。の中でも今回は平坦な方ですかね。
そんで前回の引きと違って露骨な伏線張って終わりましたな!ハイハイ次ね、読みますとも。