螺鈿迷宮 (4日目)

螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

怒涛のクライマックス、そのままフィニッシュ。
いやー終わりました螺鈿迷宮。最後の盛り上がり方が凄かった。というかやり過ぎじゃなかろうか!


出版社が違う通り外伝的作品として初めての人も楽しむことが出来ると思いますが、ラストの余韻を最大限に味わうためには前二作は必須じゃないでしょうかね。会話の重みが大分違うと思います。

この本に書かれている医療問題が本当かどうかわかりませんが、真剣な様子は伝わってきました。渦巻く陰謀とか医療制度の闇とか書くとちゃっちいですが、滅茶苦茶濃い状況描写は相変わらずスゴイの一言。



大吉…いいやつだったな…。



バチスタシリーズにハズレ無し、今回も大変面白う御座いました。