【連城三紀彦】黄昏のベルリン (3日目)

黄昏のベルリン (文春文庫)

黄昏のベルリン終ー了ー。
内容を大まかに言うと日本で平穏に生きてたオジサンが、あるきっかけから自分の出生を知までの話です。行くぜヨーロッパ!
そんな話でよく400ページも引っ張ったもんですよ。その分辿り着いた真相は実にセンセーショナル、こんなことが本当にあったらお祭り騒ぎだワッショイってなもんでした。
後腐れないラストもお祭り的雰囲気に一役買ってるかもしれんね。ひとときの舞台は終了、明日からはまたいつもの日常だぜ。エルザさんはちょっと一途過ぎとも思わなくもないです。




ご丁寧に解説に刊行リストが付いてまして、この黄昏のベルリンを調べてみるとあんまり初期じゃなかったという勘違い。アレー。