【木内一裕】藁の楯 (1日目)

藁の楯 (講談社文庫)
――二人の少女を惨殺した殺人鬼の命に十億の値がついた――

はい!今日はこの屑の楯…じゃなかった、藁の楯をチョイスです。
十億の値がついた被疑者を命を懸けて護送する警官とかね、もうね、瞬時に色んな想像が膨らむよね。
話の展開とか心の葛藤とかそんな要素は容易く想像がつきます。しかし、個人で結論を出したくないのはその結論!
人間は欲望に忠実だった、とか嫌ですし、職務に忠実で守り抜く、とかは偽善的な空気が漂う…、私にはその程度しか考え付かないし考えるのもメンドイです。
作者はこのテーマでどれ程深く切り込んでくれるのか期待ですよ。



そんな期待の中、物語がスタート。
さっそく殺人事件発生します、そして被害者の親族が大企業のトップです。
ここで親族が企業の未来を撲り棄ててとんでもないフィールドを用意しました。
細かい事はぶっ飛ばして、なってしまったものはしょうがない!
さあ、選手の紹介が始まりました。
護送者一人に対しVIP専用SPが五人、総理大臣クラスの警護です。
そして再度ルールの確認。


警察官、賞金狙い共に気合い十分。ここで時間いっぱいです。
これから始まる争奪戦
物語の行方は…明日に続く…!