【木下半太】悪夢のエレベーター (1日目)

悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)
もうね、あらすじがね、すんごいB級映画臭漂ってんの。
そんでコメディ?もしこんな映画があっても観に行く気にはならない自信がありますよ。
へっ、こんな使い古された目新しくもなんともない設定いまどき流行んねーんだよ…
…(目新しくないってなんだろう…)

というわけで読んでいます。あらやだ意外と魅力的な設定だったというわけなの?
買った時に付いていた帯の煽り文句「あなたの予想は100%裏切られる!」も後押しになったんですけどね。
本当に裏切られるかどうかは別問題ですけど、何かある!って言ってるんですから少し期待もしちゃいますよ。まあ話半分で聞いておけば十分でしょ、過度な期待をして裏切られた!とかなって、そうかこれがその裏切りなのか…なんて悲しい自己完結で終わりたくありませんからね、なるほど100%の意味はこういうことか、なんてあくどい帯なんだ…(読み進める)
ナニィィィィィ!!(はいはい前半の文章は伏線でしたよ)

確かにこのエレベータ密室の真実は意外でしたよ。でも何より驚いたのが裏切りが早すぎる!物語の三分の一程度でB級映画のオチまでいっちゃったよ!
オチの先の世界なんて未体験ゾーンにも程があるし、ページも有り余ってます。
これはまだ先に波乱があると見て間違いない…
まだまだ面白そうじゃないですかい。