プロジェクトMP (1日目)

プロジェクトMP (集英社スーパーダッシュ文庫)

これをいつ買ったのか思い出せない…。まあいいや、表紙だけで話の方向性が大体わかる絵から分析開始!うむ、ギャグが滑ったら即死系のストーリだな…きっと。(ちなみに私の読書スタイルは、最初のカラーページやあらすじを一切読まないネタばれ極力回避型)
いきなり戦隊ヒーローを作ろうとする天才博士(教師)が登場するけど動機がアホらしくて実にすばらしい。天才とアホって矛盾してるようで親和性いいよね。んで攻略対象5人に囲まれた峰岸君、バラエティ豊かかつ王道的展開にこれなんてギャルゲー?なんて思ってたら作中でツッコミが入った。あらラクチン。でも媚薬につられて悪役を引き受ける峰岸君にそれいらねーだろのツッコミは入らないのですか?こっちはたぶん無理かな。
戦隊ヒーローの基本を踏襲したやらせ劇は結構面白くて、これがお約束の妙ってやつかななんて思ったり。むしろ顔面丸出しの変身で正体を隠せたり、怪人は最後に爆発するとかの展開はやってくれなきゃダメだろうって感じだったね。あ、ギャルゲパートのあざとさもお約束たっぷりで安心ですよ(何が?)。
というのが第二章まで読み終わっての感想。なんだか二章の最後に本物の怪人が出てきそうな引きで終了していますが、これは夢が現実になるネバーエンディングストーリーフラグが立ったんでしょうか!?今後がまだまだ未知数な感じで面白いですね。