How to Japan A Tokyo Correspondent's Take(1日目)

How to Japan A Tokyo Correspondent's Take


お手軽に英語の本を見つけたいとき頼りになるのがNHK出版。洋書は置いてなくても、NHK出版の英文エッセイなんかは少数でも置いてある本屋はちらほらあります。参考書とまではいかなくても、学習用の側面が少しばかりあるからでしょう。
個人的にですが
易>ニュース>エッセイ>>>物語(フィクション)>難
と、面白くない順に英文が読み易いと感じる傾向がありまして、最近フィクションの難易度に疲れた私はエッセイにて気分転換を図ろうとしたのです。大きな書店だと洋書コーナーにエッセイの棚があったりしますが、あれ何選んだらいいか全然わからんですよ。だから数は少なくともそれなりに品質が高いNHK出版のお世話になることにしたんです。
そんな感じで本日はコチラ「How to Japan A Tokyo Correspondent's Take」です。
日本語訳バージョンは「「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート」(こちらの方が出版が先)。日本に十何年と長く滞在したイギリス人記者のコリン・ジョイスさんが、日本で体験した面白体験やカルチャーギャップを紹介してくれる、まぁよくある鉄板テーマの本でございます。そりゃまぁ、外人さんが「日本のここがスバラシイ!我が国じゃこんなもの無い!」なんて誉めちぎってくれれば悪い気はしないでしょう。古くから愛される理由の一つじゃん?
しかしわざわざそんな捻くれた見方をしなくてもいいでしょうね。筆者のコリンさんはイギリス人的ユーモアで日本を若干皮肉りながら、日本の面白さと自分の国の面白さを軽妙に紹介してくれます。「電話してるときお辞儀しながら挨拶してたよ。やべー日本人になっちゃった」みたいな。うむ、気持ちは良くわかるぞ。
そんなに長くならないうちに一つの話題が終わって気軽に読めます。表現なんかで分からないところがちょこちょこありましたけど、手間取るくらいならスルーする方向で読み進める事しばし、ちょうど半分ほど読み終わりました。簡単ではないけれど、読み易くていい感じです。
あとはこの手の日本紹介本は4冊目くらいだから、テーマに飽き始めているのがちょっと問題くらいでしょうか。日本ノ電車、時計ミタイニ正確ネ! ← 外人あるある
半分息抜き程度の本を選んだんで、すぐ読み終われそうです。