【川端康成】伊豆の踊子 (1日目)

伊豆の踊子 (新潮文庫)


あまりにも面白そうなのが見つからないので、ある意味鉄板っぽいのいっちゃうYO!ノーベル文学賞作家だYO!
やっべぇ…軽く読むには時代背景がちょっとワカラナスギ…。80年くらい前のお話になると自力じゃキビシイ部分が多く目立ってきますね…、助けて編集者!
お話的には何でもない旅先での一幕を描いているダケな感じなのですが、おかげで現在私が読んでいる様なお話がどれだけ波乱万丈なのかが再確認できます。もちろんその逆もありまっせ。「伊豆の踊子」に出てくる三人の女性(19歳,17歳,14歳)の中で、主人公が心引かれちゃったのは14歳。どれも若いのに一番若いの行ったか…。当時の人の拘りを感じる選択です。