【コニー・ウィリス】犬は勘定に入れません (5日目)

犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7)


いやっほう!ようやく下巻に突入だぜ!
だからと言って物語が急展開したりはしなかったんだぜ!


タイムトラベルのせいで過去の改変が起ってしまいそうなので、それを修繕する為に主人公が派遣されたらしい。
でも過労のせいで頭がパーになっていてロクに仕事の話も理解できず、現地に着いたら「あれ、俺って何するんだっけ」状態で今に至る。


まあなんだ、とりあえずやるべき仕事が分かったのは良かったんだが時すでに遅し。ボケた状態で現地人とコントやってたせいで過去のずれが増大、いまさらながら右往左往してる訳だが…。
実際まだ未来に何か悪影響が出ているわけでもないし、過去を修繕しようとしてる行動が正しいかどうかも分からない、相変わらずなんだかようわからん感じです。


そして過去の修繕をやろうにも、どうしても現地人との接触がコントになってしまう主人公。
ちゃんと歴史のずれを直さないと時空連続体とやらが危機にさらされる可能性があるらしいけど、なんか楽しくやっているようです。